福島民報社は、福島市出身の作曲家古関裕而さんの歩みを新聞紙面からたどる本「福島民報が伝えた古関裕而」を発行しました。大作曲家の若き日から晩年までの姿を生き生きと伝える記事を説明付きで多数収録しています。
古関さんの国際コンクール入選(1930〈昭和5〉年)、作曲生活25年のインタビュー(1954年)、オリンピック・マーチ作曲(1964年)、福島市名誉市民推戴(1979年)などの記事を紹介。古関さんの言葉や思い、当時の世相などが、記事を通してよみがえります。巻末には古関さんが作曲した県内を含む全国の校歌、社歌一覧を入れました。
古関さんと妻金子(きんこ)さんがモデルのNHK連続テレビ小説「エール」で、風俗考証を担当している刑部芳則さん(日大商学部准教授)が寄稿しています。刑部さんの協力で、レコード発売された古関さんの作品一覧も掲載しました。
A4変型判、フルカラー96ページ、1,500円(税込み)。
お問い合わせは、福島民報社出版部 電話024(531)4182へ。
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