
1.開催: 第3回 12月6日(日) 15時~17時
2.対象本: 夏目漱石 『草枕』
3.場所: 葛飾区立中央図書館(常磐線金町駅前) 会議室2
4.募集: 先着20名 参加費:無料
終了後懇親会あり(各自実費払い)
自由闊達な読書会を目指しています。読了の必要はございません。
脱線大歓迎です。お気軽にご参加ください。
◆高階秀爾「きわめて日本的な美意識に支えられた小説」
『草枕』は、ある状況のもとでのみ成立し、次の瞬間には消え去るものこそ「美」だと鮮明に表現している点で、きわめて日本的な美意識に支えられた小説である。いやそれは、小説という以上に、日本的美学のマニフェストと言ってよいかもしれない。はなはだ興味深いことに、考え方も行動もきわめて日本的な主人公の「画工」は、実は洋画家として設定されている。…その姿は、西欧文明を身をもって学んだ漱石自身の姿と重なり合うだろう。…
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*今後の予定
第4回 2月上旬 トーマス・マン 『ヴェニスに死す』
第5回 4月上旬 原田マハ 『たゆたえども沈まず』
第6回 6月上旬 アルベール・カミュ 『ペスト』
参加ご希望の方、興味を持たれた方は、県人会事務局までその旨ご連絡ください。
(読書クラブの島崎さま(県人会会員)より、後日ご連絡を差し上げます。)
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東京福島県人会事務局
電話 03-5212-9050
メール :「tokyo.kenjinkai*pref.fukushima.lg.jp」(*の箇所を@に変えてメールしてください)