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地震と津波、そして原子力災害が重なりました。
原子力災害はその被災地に人が立ち入ることを阻みます。目に見えず、情報もつかみにくく伝えにくい災害は「風評被害」」という新たな災害まで引き起こしました。
「ふくしま」は。原子力災害の地ではありません。
美しい大自然と協調しながら文化を継承してきた地です。
事故の起きた福島第一原子力発電所の位置、原発事故で出た放射能がどのように人々へ影響を及ぼしたか、どのように管理されているかを、簡単ですがここで示し、この震災のことをほとんど知らない年代や忘れかけていた人たちに、原発事故でどの様なことが起きていたのか、未だ帰還困難区域が広がる阿武隈高地の、震災前後の人々の様子、復興状況などを伝えます。
そして立ち入り禁止区域のなかで、罪のない人たちがどのような被災を強いられているのかを、ほんの一部ですがお伝えし、ともに考える契機にしていただけたらと今回の展示を企画しました。
事実をお伝えし、事実に基づかない災害である「風評被害」だけは、せめてこの地から取り除いていただくことも目的としています。
☆なお、来場者と希望者には小冊子「福島をできるだけ正しく伝える」を無料で差し上げます。
<助成と後援、協力>
助成:福島県 ふるさと・きずな維持・再生支援事業
後援:浪江町 / 葛尾村 / 川俣町山木屋 / 宮城県 / 東京都 / NPO法人民族芸能を継承するふくしまの会
協力:浪江町とその周辺の被災地の方々による資料提供。飯館村長泥の関係者
Panelと冊子作製には美術と写真と編集の専門家
<スケジュール・内容> 別添
<展示パネルについて> 別添
<web> 展示パネルと同様の画像と解説をスライドショウにてYou Tubeにて同日公開
<動画展示>
・福島県浪江町の帰還困難区域の様子の動画展示
・震災前の古い貴重な伝統芸能のPV。なども液晶画面で展示予定です。
<お問合せ>
認定NPO法人未来といのち 東京事務所 代表 小西由美子